正解はない

娘ちゃんのバレエ発表会は本日夕方。
朝、坊をサッカーに送り出し、娘ちゃんを会場に送り届けてから、ぽっかり時間ができたので。
気になっていた映画を観にいきました。

関心領域。アウシュビッツ強制収容所に関する描写です。
残酷な映像は一切ない。けれど、、、音が、声が、見ているこちらの想像をかきたてる。
正直、、、まだ消化できていない。
戦争はダメだ、無関心はダメだ、みたいな単純なメッセージではなくて・・・

五感に、感覚に訴えて、あとは自分で考えてね、となんかボールをもらったような、感覚なのです。
今まで、あー楽しかった!スッキリした!という映画を楽しく見てきたので、
折々、あれはなんだったのか、と反復して考えるような映画、に出会っちゃったなぁ

無関心。それは悪いこと、なんてとても言えないです。
だって、ある程度無関心でいなければ、鈍感でいなければ、
この世の矛盾や苦しさを受け止めて生きていく、なんて無理だし、そんな辛い人生を歩む必要はないと思います。

関心を寄せたらいいか、というと、それはそれで違うような気がする。
家族であっても。自分ではない人の人生を、私が良い、悪いをジャッジできない、と感じます。
父と母が、本当に何を思っているのか、は、わからない。
こちらが、勝手に罪悪感や幸福感を感じる。 私が感じてる気持ちと、本人たちの本当の気持ちがリンクしてるかなんて、わからない。

やるべきこと、から少し離れて、心が動く時間は、贅沢ですね。

さて、これから娘ちゃんの練習の成果を見に行くぞ。

娘ちゃんの発表会後には花を贈ります。 映画の中で、花の描写も印象的でした。
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