私には、もう20年近く続いてる趣味があります。 Toastmastersです。
どんなコミュニティかといえば、Public speaking とLeadershipを学ぶ場です。
けど、、私がハマってる理由は、何かを勉強できてるからためになる、という感覚ではないのです。
大好きな人たちに出会えて、お互いの近況を知って、励ましあって、元気になって家に帰る。
そんな感じがしてます。
きっかけは、夫が誘ってくれたこと。遡ること2005年。夫の留学に伴ってはじめて渡米しました。
夫は、英語を伸ばしたいならToastmastersがいいよ!と聞いたのだそうです。
で、ひとりでは心細いし、一緒に行かないかと誘ってもらいました。
で、気軽について行って、めちゃくちゃハマったのが私のほうだったんです。
教会を間借りして、近所の方たちが集っていました。
40代以上の方が多かったように思います。
私のように、あまり英語はしゃべれない20代学生、ってのは居ませんでしたw
なんであの場所にあんなにハマったのかを振り返ると、こんなところが良かったのかな、と。
・めちゃ褒めてもらえる
・チャレンジする場が多い
・めちゃくちゃ応援してもらえる
褒めてもらえる
拙い英語しか話せないし、ネイティブの人が話してることの半分も理解できてませんでした。
でも、でも!めげずに参加してる、これだけで、めちゃ褒められるのですよ。
いつも笑顔で誰かが迎えてくれるところって、私は行きたいところなんです。
一番簡単なお役目(タイマーといってスピーチ時間を計る)に初めて従事したときのこと。
タイマーの役割を1分で説明する必要があり、それを一生懸命練習して、なんとか言えて、温かい拍手をもらって安心した私は、あろうことか、肝心の時間を計らなければいけないときに、スタートボタンを押すのを忘れました💦
ご、ご、ごめんなさいーーーー
みんな、そんなときあるよね!(いや、無いと思う)と全然笑ってくれて、ああ、私、なんかここ大丈夫。って思ったのを良く覚えています。
チャレンジの場
1年があっという間に過ぎて。
2年目、クラブの役員にならないか、と誘われました。
え、ご冗談でしょう?私、まだみなさんの言ってること全部理解してませんけど??
いわく、英語力は関係ない。言わんとすることは、わかるから大丈夫。
そうじゃなくて、あなたの熱意、楽しそうな存在、それがいいんだ、と。
やります、やります。なんでもお役に立てることなら。
それで、ね。
私が得意なことをやったんです。
ゲストを笑顔で迎えること、メーリングリストのメンテナンス、アジェンダの作成。
そして教会が使えなくなりそう、って困ったときには、自分が通ってた学校のクラスを借りることができることを知って、事務に奔走して、無事教室ゲット!
ああ、意外にできることって色々あるものです。
めちゃくちゃ応援してもらえる
クラブ役員の仕事、めちゃめちゃ応援してもらいました。
それに、スピーチコンテストへの参加も、本当に背中を押してもらいました。
いや、ネイティブしか話さないのに私出れないでしょ?
というのは、たぶん心理ブロック。
全部丸暗記したら、しゃべれます。
原稿書いて、読んで、ジェスチャーつけてって。全部全部、誰かが応援してくれたんです。
そしたら、やる気でまくりますよね?!?! 私は勢いにのって、地区大会で準優勝までしちゃったんです。
2年間の留学期間が終わって引っ越しが決まった=クラブを去ることに。
私があんなに泣いた送別会は、後にも先にもないです。
みんなが本当に大好きだったし、2年間で自分がビックリするくらい変われた。
それで、ですね。
Toastmasters International は、Intenationalなだけに!
全米全州に存在することはもちろん、日本にもあるんです!
なので、別の州に引っ越したときも、私は就職活動より先にToastmastersクラブを探しました!
帰国して東京でも、クラブ探しは必須!で、今とてもとても素晴らしいクラブに出会えています。
日本に戻ってからは出産、育児で少しスピードダウンしていたけれども。
コロナ禍でオンラインでクラブが開催されるようになり、私も問題なく参加できるようになりました。
この記事を読んで、あ、なんか楽しそう、良い事ありそう?なんてピンと来た人は、ぜひクラブに訪れて欲しいです。
あ、私の所属するのはOtemachi Toastmasters Clubです
老若男女、素晴らしい人たちが沢山います。
職業や地域を超えて、こんな楽しくて良い人たちに出会えるところって、なかなか無いんじゃないかしら!
きっかけは英語力伸ばしたい、素敵な人と知り合いたい、あがり症を治したい、なんでもいいんです。
きっと素晴らしい経験ができると思います、ゲストいつでもウエルカムです!