普段テレビを観ていないので、まったくもって流行に追いついておりません。
USビルボード1位の曲がある、と夏に知って、YouTubeで聞いてみましたが、
え、こういう機械的な音が1位になるのか、、、と、頭が固いおばちゃん的感想しか抱いてませんでした。
ところが連休初日、今日はなんだか疲れてるし、家族でアマプラデーにしよう♬で
あ、アイドルの曲のやつ!と子供が選んだ、推しの子。
私は最初眠かったのですが、ストーリーに惹きこまれて、1話が終わってからも観るのが止まらない~!!
あの歌詞の世界観がそのままストーリーに反映されているんですね。
アイドルとはいえ所詮は職業で、みんな内に何かを抱えてる・・・
ちょっと寂しい、自分の内面を冷めて突き放さないとやりきれない現実があるのかな。
それにしても、これは大人向けのストーリーだなぁと感じて、小4の娘ちゃんに感想を聞いてみた。
「うーん、あのね、もとからアイドルとかは目指してなかったけど、、、大変そうだね。
私は、何になろうかな、、、
会社員は夢がないから、、、うん、料理。 料理に関することをやる!」
あああ、
あなたの会社員サンプル、私くらいしかないっす。夫は在宅ワークしてないので、
私が例になってしまう。
そうね、そうね。夢がある感じでは全くないわー
会議中は静かにしろと怖い目でいい、パソコンを怖い顔をしながらカタカタ叩いてるわね。
えっと、私は会社員は全然好きです。
もし何かに出会ったら、その道に進むのはとても素敵だと思うけれど。
天職、みたいなことに出会わなかったとしても、充分幸せだと思っている。
そして、私のような人には、会社員は向いていると思う。
仕事はしっかり、はっきりやるけれど、オンとオフをしっかりわけて、
オフを充実する人生は、それはそれで楽しい。
推しの子は、人生の2面性、を強く思い返すきっかけになりました。
普段、ひとは相手の表面的な華やかなところに目が行きがち(だからこそ隣の芝は青く見えるのかも)。
そもそも自分の人生と他人とを比べるべきではないが、
つい比べてしまうときは、見えないところに想いを馳せてみるといい。
私に関していえば、つい暗いところに目が行きがちだけれど、
どれだけのものをすでに手にしているのか、改めて感謝したい。
少し前に、会社が嫌で嫌で仕方ないときがあった。
心配して聞いてくれた知り合いの前で、涙がぽろぽろでてきた。
彼女はびっくりして、心がこんなに疲れているなら何も無理してはいけない。
ただ、あなたは私からみたら羨ましいくらい、いろいろなことを持っている、と言われた。
そう、今なら思う、私は悲劇のヒロインがやりたくて泣いたんだろう。
当時は本気で泣いてたけれど・・・
けれど、泣きたい、から引き寄せていたのかもしれない。
私の人生はこのバラみたいに美しいのに、
ちょっと花びらの先の茶色になりかけたところがきになる、
その茶色のことばかり考える、そしてこの世の終わりみたいな気持ちになって泣く。
いやいやいや!
ちょっと視点がマイクロすぎる!!
茶色に引っ張られすぎだから!!!
まだまだ精進中ですが、いまあることに、日々感謝。日日是好日。
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