正しく恐れる?

まだ起こっていない未来にストレスを感じる、ことはありますか。

私は、想像力豊かなのはいいけれど、無駄に恐れ、大きなストレスを抱えることが多かったです。(今もちょくちょくありますが、以前よりはマシになってます)

具体的にどんなことを恐れていたかといいますと。

例えば仕事の失敗や、あの人烈火のごとく怒るんじゃないか、とか。

最近一番ストレスに感じたのは、去年父が心臓手術をすると聞いたときでした。
まだどんな術式なのかなど聞く前に、目の前が真っ暗になって、どうしよう、どうしよう。
一番大切な人が居なくなっちゃうのではないか、と思って涙が止まらない。数日止まらない、そんな感じでした。

幸いなことに。まず、父は、生還しました。

私は大切な人を失わなかった!

そして、仕事も、高い確率で、私の心配は杞憂です。

最悪の事態を想定して、準備することは、大切だと思います。

私は今回、父の最悪の事態を想定して、父にエンディングノートに書くような内容を書いてもらいました。縁起でもないし、そんなことが必要になる日が来てほしくない、と強く願いながらも、できることをするしかなかったのです。

仕事面では、私の悲観的な観点での準備が役立つこともありますが、ある程度の備えをしたら、もうなるようにしかならない、と自分から手放すことも必要で、これは気持ちの整理を目下練習中です。

そんな私を、先輩が良い言葉で笑い飛ばしてくれました。

「あはは!おもしろい、長生さん!そんな予知能力あったら、ぜひ次の地震はいつか当ててくれる!?」

すっと楽になりました。

それ以来、ちょっとネガティブなほうに思考が向かいそうなときは、次の地震いつよ?!と自分に問いかけています。

まだまだ修行中ですが、何かに恐れるときは正しく恐れる、ことが上手にできるようになりたいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次