戦争を伝える

今日は8月6日。広島原爆の日です。
私のこどもたちは、まだ原爆のことが良く分かりません。

私自身は、小学校の先生が、教室にはだしのゲンを全巻揃えてくれたので、そこから知りました。
図書館ではなくて教室に。たぶん先生は、自腹で揃えたんだと思います。
戦争は怖い、戦争は絶対にダメなのだ。
言葉として伝えられるよりも、真に迫る漫画の描写が、子ども心に刺さったことをよく覚えています。

自分のこどもたちに、どうやって戦争を伝えるか。
今年に入って、ウクライナで戦争がはじまり、現在進行形のニュースで戦争を見聞きする機会が、残念ながら増えてしまいました。
戦争は怖い、人が人を殺すんだ、ということを知っている子供たちは、怖がっています。
日本では戦争にならない??と何度も確認してきます。

そうね、日本では戦争にならないと思う。
どうして?
日本は2度と戦争をしない、って、決めた国だから。
だけど、攻めてきたらどうするの?

ね、そうだね。
決めたことを守れるか。
ただ愚直に守るのか、それとも、時代に合わせるのか。 でも時代に合わせるって、どうやって??

全然説明ができないわたし。

たとえば自分が知っている人がひとり、亡くなること、これはものすごいインパクトがあります。
けれど、ニュースで、どこかの遠いところで、何万人亡くなった、と聞いても。
それがあまりにも自分の中で現実離れしていて、どう受け止めたらいいかわからない感覚があります。

今幸せでラッキー、じゃなくて。
これは絶対に守らないといけなくて。
では、どうするんだろう?
これから、こどもたちと一緒に、考え続けたいと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 超深煎のうえに超細挽きなのでドリップなのにエスプレッソ並に「濃ゆい」人 より:

    大きなテーマに取り組んでいらっしゃるのね。
    一緒に考えることが大事ね。
    答えが出たら私にも教えてくださる?
    ところで小さき方々は喧嘩なさるのかしら?
    私もしょっちゅう姉妹喧嘩をしてたっけ。
    そういえは、テクマクマヤコンのコンパクトはどこにいったのかしら?

  • 大人でも悩んでしまう現実を隠さないこと。これもとても誠実なことだなと思うのです。

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