おばあちゃんとスマホ

両親がスマホデビューしたのは、ここ数年です。
本人たちは全然ガラケーで満足していたけれど、契約していた会社がスマホしか取り扱わなくなったとかで。

最初は、悪戦苦闘していました。両親も、私たち子どもも。
当人同士が電話して、でも切り方がわかっておらず、目がくらむような請求書が来たとか、、、💦

こんな痛い目にあいながらも、
これはきっと、もっとちゃんと両親を見なさい、という導きなんじゃないか、と思うことにしました。
最初からちゃんと丁寧にスマホの操作を教えていたら、きっとこんなことにはならなかった。

スマホ代なんて払える。けど、両親の体力など大切なことは、日々衰えている、
ということを気づかせてくれたのだ、と思うことにしました。　

自分がいい歳したオトナになったのだから、両親が老いてるのは当然。
でも、どこか、自分が子供の頃の、いつも守ってくれるパパママ、という印象が強すぎて。
1か月に一度帰省するたびに、両親の歳を感じるできごとに直面して涙が出そうになったりする。

孫と美味しくランチを食べてくれる。それだけで、本当に尊い！！

さて、悪戦苦闘していたスマホ。
今は、LINEが使いこなせるようになり、日々の安否確認はこれでばっちり。
何か家の不具合があれば写メ撮って送ってもらったり。
そんなことができるようになるなんて、凄いぞ！

私が還暦を超えたころに、テクノロジーがどうなってるか、想像もつきませんけれど。
こどもに、あーだこうだ質問しながら、果敢にチャレンジするおばあちゃんになりたいと思います。